2021-04-16 第204回国会 参議院 本会議 第16号
医師養成数については、平成二十年度より地域枠を中心に段階的に医学部定員を臨時に増員してきたことにより、現在、医師数は毎年三千五百人から四千人ずつ増加しており、令和九年頃には現在のOECD加重平均の水準に達することが見込まれます。 一方で、医師の養成には八年もの期間を要することから、中長期的な観点で考える必要があります。
医師養成数については、平成二十年度より地域枠を中心に段階的に医学部定員を臨時に増員してきたことにより、現在、医師数は毎年三千五百人から四千人ずつ増加しており、令和九年頃には現在のOECD加重平均の水準に達することが見込まれます。 一方で、医師の養成には八年もの期間を要することから、中長期的な観点で考える必要があります。
また、御指摘の地域の医師不足への対応としては、医師の偏在是正が重要であることから、これまで、地域枠を中心として臨時的に医学部定員を増員してきており、人口当たりの医師数は、令和七年には現在のOECD加重平均の水準に達する見込みです。 医師偏在に引き続き対応するため、令和三年度まで地域枠をおおむね維持することとしております。
我が国の人口十万人当たりの医師数でございますが、平成二十八年時点では二百五十一・七人となっておりまして、現在の医学部定員数が平成三十一年頃まで維持されると仮定をしますと、平成三十七年頃には現在のOECD加重平均値二百九十人くらいに達する見込みでございます。
そもそも日本の医師の絶対数が足りないということで、きょうは資料を出させていただきましたけれども、OECD諸国の中で人口千人当たりの臨床医、資料一を見ていただきますと、棒グラフのとおり、日本は下から四番目で二・三人、OECD加重平均二・八よりもかなり下になっております。 医師の絶対数が足りない中で、過労死、長時間過密労働になっている現実もございます。
世界の中の日本の医師の数なんですけれども、これをOECD加重平均で見ますと二・七人、日本の場合は二・二人ということになります。ドイツが三・七人、アメリカが二・四人でありますから、先進国の中でも日本は結構医師の数がやはり相対的に少ない、人口千人当たりの数でありますけれども少ないという、絶対数が不足をしております。 そして、二つ目が医師の偏在。